この世は 我心の合わせ鏡 汝 この世に何を見るか

美しい雲海
今月の聖句瞑想の言葉は、「 この世は、我心の合わせ鏡 汝 この世に何を見るか 」です。
私達は、自分の中に見えたものを外の世界にも見るという智慧の言葉です。
この聖句を分かり易く表現したお話があります。

「一つの木の切り株がありました。 闇の中に、泥棒がやって来て、それを見て「警官だー。」と
 言いました。 又、恋人を待つ若者が、それを見て、「彼女だ!」と思いました。
 おばけの話を聞かされていた子供は、それを見ると・・・「幽霊だ~」と思い叫び始めました。」

しかし、始めから終わりまで、それは一つの切り株だったのです。

このお話からも伝わるように、私達は、自分の中に持っているものを外の世界に見るのです。 
外の世界は、自分自身の心が造り出したものであるとも言えますよね。
心が、不安定な状態であると、不安定なものしか見えないので、私達は苦しみ悩み続けます。
その反対に、心が安定していると、安定した美しい世界が見えるということになります。

私達は、常に自分自身の中にある不満や不幸の種を、よく調べていかなければならないのですね。
誰もが・・・出来れば、安定した美しい世界を見ていきたいですよね。
聖師 スワミ・シヴァナンダ大師様も“内省の必要性”について、以下のように語っています。
「一人座り、あなた方の心を内に向けなさい。そして、自分自身を調べなさい。あなたの内にある
 ものを見つけ出すように努めなさい。そして、それらの中身を分析しなさい。」

熱意を持って自分自身を内省し、内心の事物を見つけ出す努力をすることで、自分自身の心の内側
から湧き出てくるものによって、驚かされたり、呆れさせられたりすることも少なくなってくること
でしょう。
あなたは、ここ最近、内心で何を見て、何に心を動かされましたか?