知足のこころ

雪景色
私達は、何をどれくらい手に入れれば満足するのでしょうか?
自分にとって何が本当に幸せで、何が自分を不幸にしているのでしょうか・・・
科学技術文明の発達は、私達の日々の生活の欲望を満足させてくれました。
しかし、本当の心の満足は得られたのでしょうか・・・。
今の日本の不況は、物質の豊かさではなく、心の豊かさを求めるのに絶好のチャンスが
与えられたとも言われています。

では、「知足のこころ」とは、どのような心のあり方なのでしょうか?
知足、足るを知るとは?
ヨーガの八支則の一つである「勧戒(ニヤマ)」の中に、「知足」も含まれています。
「勧戒(ニヤマ)」とは、私達の内心の持つべき心、正しい心のあり方のことです。
以下は、「知足のこころ」を熟考するのに参考にしていただきたい言葉です。

①「知足・満足によって 無上の幸福が得られる」
           ~ ヨーガ・スートラ 第二章 42節より ~
②「探している幸せのすべて、すでに自分の魂の中にあることが認識できているなら
  その幸せのために 世界中を探し求め滅ぼす必要はないはすだ」
 「平和は 満足とともに始まる。今に満足して初めて静かになり、何をすべきかが
  聞こえてくる」
           ~ 現代人のためのヨーガ・スートラより ~
③「友好的な世界の中に私達は生きているのです。私達は、私達の成長を絶えず何とか
  助けようとしてくれるような友好的な事物に取り囲まれているのです。
  これが、真実の有様なのです。」
           ~ 真理への解放 46話より ~

知足のこころを知る、満足を知るのは、私達の心の働かせ方次第のようですね。
私達が自分の心を通して、私達の周りでの出来事をどう見るか、どのように判断するか
によって、幸・不幸にも、満足・不満足にもさせることができるのです。
足らないとばかりに、不満の日々を送る生活から抜け出す道も、心の働かせ次第なのですね。
満足の心を知ることで、他人と競ったり、羨んだりすることも次第になくなってきます・・・
すぐに、真実、真理を受け入れるのは難しいことです。
日々の生活の実践の中で、自分自身をよく観察しながら、心の豊かさを求め続けていきましょう。