月別アーカイブ: 2013年4月

ゴールデン期間中のレッスンについて(4月27日~5月6日)

よぎーに 3人

 ゴールデン期間中のレッスン内容≫

連日、レッスンを行っていますので、是非ともお越しください 😆 ♪

4月27日(土)10:30~12:30 13:00~15:00

4月28日(日)10:30~12:30 13:00~15:00

4月29日(月)10:30~12:30 *ワークショップ⇒14:00~16:30

4月30日(火)10:30~12:30 13:00~15:00

5月1日(水)10:30~12:30 *マタニティベリーダンス

5月2日(木)10:30~12:00  13:30~15:00 18:30~20:30

5月3日(金)10:30~12:30 *ヴェーダンタ哲学勉強会⇒13:30~

5月4日(土)10:30~12:30 13:00~15:00

5月5日(日)10:30~12:30 13:00~15:00

5月6日(月)10:30~12:30 13:00~15:00

 

第11回日本ヨーガ療法学会研究総会 in 宮崎

高千穂

写真は、宮崎県 高千穂峡の真名井の滝です。新緑と滝のコントラストが本当に綺麗でした。

今年は、緑が豊かで、そして神話の国としても有名な宮崎県に於いて(社)日本ヨーガ療法学会研究総会が開かれました。今年は、インドの伝統医学であるアーユルヴェーダの学会と同時開催されることとなりました。全国のヨーガ療法士、そして医療関係者など多数の方々が集結し、日頃のヨーガ実習のポスター発表や、ゲストの方々の講演など興味深い内容が多数ありました。今年から発表者の中から学会賞が選ばれたのですが、当スタジオの井上敏榮先生が、学会賞を受賞しました。

そして、今年の招待講演は、世界をリードするトラウマの第一人者である アメリカ・ボストン大学医学部精神科教授であるヴェッセル・ヴァンデル・コーク博士でした。コーク博士は、東日本大震災の時にも、すぐに仙台や福島等の被災地を視察され、地震や津波を体験された方々のこれからのトラウマ被害者のケアについて講演されました。講演の時のお話は、ヨーガの効果的なポーズ、そして呼吸法と瞑想は、過去や未来ではなく「今」を見つめることになるのでとても有効であると語っていました。

今回の講演内容は、アメリカでのトラウマ患者に対する心理療法としてのヨーガ療法の実態についてお話されました。 トラウマは、言葉が出てくる前に身体が再体験し、脳と身体が硬く緊張状態になります。自分の身体は、最も安全な場所であるはずなのに、逃げ出したい、肉体から離れてしまいたい恐怖感にかられてしまいます。 この身体が安全な場所であると認識できるまでトラウマのフラッシュバックが起こるのです。 しかし、このトラウマを克服するには、フラッシュバックが起こった時には、何が起こったのかを言語化するのではなく、身体のどの部分にどんな感覚があるのかを静かに観る、感じていくことが大事なのです。

身体が思い出しているこの感覚は、前に起こったことであり、今は安全な場所にいるということを前提に、トラウマを安全に観つめることが大事なのです。

現在も、日本ヨーガ療法学会では、岩手・宮城・福島等で被災地を訪れてヨーガ療法ボランティアを行っています。そして、今も、日本の各地で地震のトラウマや、交通事故等のトラウマで苦しんでいる方々が多数います。今回のコーク博士のお話は、私達、ヨーガ療法士の背中を強く推していただいたようで、これからのヨーガ療法を広めていく上で、大きな力をいただくことができました。