私の大好きな言葉は、「笑う門には福来たる」です。
楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなるのだと思います。
笑いは、その場の緊張を緩和させ、和ませてくれます。
ユーモアと笑いは、人とのコミュニケーションにとっても大切だと思います。
先日、NHKの情報番組で、笑いについて取り上げられていました。
大坂大学大学院准教授 医学博士の大平哲也先生が、「笑うこと」の
大切さについて話されていました。
大平先生は、内科・心療内科の臨床医です。
しかし、もう一つの顔は、「日本笑い学会」の理事でもあります。
笑いを学問にして、真剣に研究しています。
このような学会があるのにも驚きましたが、興味深いですよね。
大平先生曰く・・笑うことで、肩こりが解消されたり、「笑うこと」で、脳が活性化
され、認知症予防にもなります。
まだまだ、色々な臨床と研究が行われているようです。
落語家さんと一緒になって、色々な施設に笑いを届ける活動もしています。
以前、このブログでもご紹介しました遺伝子の研究で有名な筑波大学名誉教授
村上和雄先生が、「笑うこと」で、眠っている良い遺伝子をONにさせることができると
研究発表しています。本も多数出されています。
インドでは、広場に集まり、皆さんで大笑いする「笑いヨガ」というのが広まっています。
ウソ笑い、作り笑いでも効果があると言われています。
当ヨガスタジオでは、変化の多いストレス社会で、緊張している現代人の緊張を
弛緩させるヨガを取り入れています。 ヨガで緊張を緩め、笑うことと同じ効果が得られます!
緊張状態を作って頭・体で感じて・・・その後、緩めて(弛緩)させて、その力が抜けて
緩んでいく様子を意識化していきます。
緊張しやすい人ほど、緊張している状態に気づくのが遅く、また力を緩めるのが苦手です。
緊張状態を感じて、緩めるのを練習することで日々の生活で過緊張になった時に
気づき力を緩めてリラックスする方法が身についきます。
余分な緊張が取れることで、仕事も楽になります。
その他に、ヨガのポーズの中にも、アイソメトリック(抵抗法)を取り入れながら、筋力アップ、
脳の活性化に繋がります。
そして、レッスンの後も、楽しいお話で笑っています(^0^)
ご興味のある方は、ぜひとも体験レッスンにお越しください♪
「笑うこと」は、緊張している心を緩めてくれる・・・現代人に必要な「緊張と弛緩」なのですね。
最近、笑っていますか~(^0^)!
ヨーガスクエア・ディーバのHPはコチラ♪→DEVA
月別アーカイブ: 2012年6月
行為のヨーガ(カルマ・ヨーガ)
行為のヨーガ(カルマ・ヨーガ)について書かれてある聖典は、インドで最も有名な
「バガヴァッド・ギーター」です。
私がこの本と出会ったのは、およそ15年前です。
手にした日から、何度読み返したことでしょう・・・。
自分の行動や心の働きに無駄なエネルギーが浪費され疲れてくると、自然と手にして
再び読み始めています。
心の働かせ方を原点に戻し、多くの気づきを与えてくれる素晴らしい聖典です。
私たちは、成功、不成功、損や得といった二極の対立する思いに翻弄されながら人生を
送っています。
私たちには、自我があるからです。
そして、自我からは、欲望と執着心が現れます。
その自我が、利己的な動機を持って行為に臨み、その期待した結果が得られずに
落胆し、無駄にエネルギーだけを消耗し疲れてしまうのです。
「バガヴァッド・ギーター」が伝えようとしているのは、二極の対立を超えた「平等の境地」
についてです。
ヨーガ修行者たちも「平等の境地」に立たんとして、目の前の行為に集中し、行為の結果
に一切の執着をもたないように日々の修行を行っています。
では、どうすれば行為の結果に翻弄されず、平等の境地に辿りつけるのでしょうか。
それは、行為する前の動機づけが最も重要なのです。
自我を無くし、行為のみに集中し、過去のことに執着することなく、未来の結果に一切の
期待をしないで、「今」に意識を集中し行為のヨーガを行じることだと言われています。
たとえば、ボランティアで無報酬で働いたと言っても、形式的だったり、結果を求めて
いたのでは、真の行為のヨーガ(カルマ・ヨーガ)とは言えませんよね。
その動機が良いもの(人の為、世の中のため・・・)となると、その行為の時も
良い言葉、穏やかな身体の動作となり、そこからは、平和的、友好的な雰囲気が
自然と生み出されます。
~ 「平等の境地」に向けて、日々の行為を行っていきましょう ~
ヨーガスクエア・ディーバのHPはコチラ→DEVA