「奪い合えば無くなるものも、分け合えば足り、譲り合えば余る」
避難所では、4人家族なのに「分け合って食べます」と、3個しかおにぎりを貰わなかった人がいたという。
凍えるほど寒いのに、毛布を譲り合う姿も多く見かけるそうです。
東京でも、帰宅難民となって4時間近く歩いて家路に向かっているその帰り道に・・・
「トイレのご利用どうぞ!」と書いたスケッチブックを持って、自宅のトイレを開放していた女性が
いたそうです。
被災地では、暴動も略奪もなく、被災地の方々の辛抱強さ、規律正しさには世界中が驚いています。
同じ日本人として、大変に誇らしく思います。
被災地の方々の姿を通して感じるのは、私たち人間は、どんな不幸の中でも絶望しない、暗黙の中
にも希望の光を見つけ出す強い力を与えられているということ。
この世は、私たちの本質(神様の性質)に満ち溢れています。
私たちを取り巻く環境が変化しようとしても、私たち自身が自分の身を置く世界を、どのように造り
出していくかによって、苦しみを克服することもできるのです。
すべての人達の中に内在する神様の性質は、私たちがその真理に気づかないとしても、私達の内に
宿り、そして光り続けています。
「奪い合えば無くなるものも、分け合えば足り、譲り合えば余る」の言葉が表わすように、
今の日本は、それぞれの便利さや快適さを少しずつ削って差し出す大事な時期です。
それぞれが、自分の立場で、私たちの本質(神様の性質)を輝かせていきましょう。
ヨーガスクエア・ディーバのHPはこちら♪→DEVA
月別アーカイブ: 2011年3月
謹んで震災のお見舞いを申し上げます。
このたびの東北地方太平洋沖を震源とする地震により、被災された皆様には謹んで
お見舞いを申し上げます。
上の写真は、日本三景の一つである宮城県の松島海岸です。
この穏やかな太平洋海岸の風景が水火に攻められ、ほぼ壊滅状態という。
誰もが悪夢であってほしいと願いたくなる被災地の状況が、テレビニュースや
新聞紙上で報道されています。
自衛隊や外国の救難チームが続々と現地入りしています。
善意と使命感にあふれた行動には、感謝と感動の思いでいっぱいになります。
私たち一般の市民は、直接に被災者たちを救うことはできません。
今、被災者達にできることを冷静に考えて行動していきましょう。
団体や企業を通して義援金を送ったり、節電に協力するなど、色々な方法で
協力していきたいですね。
当教室の生徒さん、そして、私も阪神大震災を経験しましたが、一ヶ月くらいは余震が続き、
その度に家族で震えていたのを思い出します。
久しぶりに温かい食べ物を口にしたときの喜びは忘れられません。
そして、地震の前の生活は、何と贅沢な暮らしをしていたのか、当たり前だと思って
いた生活が当たり前ではなかったこと。 満ち足りていたのに、足りないと思っていた
ことに気づかされました。
そんな被災生活の中で、心の支えは、人の思いやり、人々の助け合いです。
各地からのボランティアの方々にも温かいお言葉を掛けていただき、本当に心強かったです。
被災者の中には、家も家族も失い、絶望の淵にいる方も多くいると思います。
しかし、生命あるところには、必ず希望があります。
被災者同士で思いやり、助け合って希望を持って生きてください。
そして、これからも日々生活が変化していくと思いますが、その生活の中でも変化しないもの
永遠なるものを見つけてほしいと願います。
一日も早い復旧と皆様のご健康を心からお祈り申し上げます。
ヨーガスクエア・ディーバのブログ♪→DEVA