私たちは、強いストレスを受けて緊張状態になると、自分を見失ってしまいがちです。
今の瞬間に集中しようと思うのですが、余分な思考やマイナスの感情が過去や未来から
押し寄せてきます。
今の瞬間に意識を戻すようにする方法「一人実況中継」についてのお話です。
一人実況中継とは、自分の動作の一つ一つを頭の中で言葉にしていきます。
たとえば・・・
仕事でプレゼンをまかされ、お客さん、そして上司も仲間も大勢集まった職場で、失敗は許され
ないのではと思ってしまった時などあるかと思われます。
その場面を実況中継してみましょう。
「次の発表者の名前が告げられようとしています。司会者が、今、名前を告げて本人が立ち上がり
ました。右手には、部長の姿が見えます。いつもより穏やかな部長の表情に少し救われる思いを
感じています・・・。」 という感じです。
このように自分の行動や感情を描写しながら、自分を客観視していきます。 不安に捲き込まれて
自分を見失うのではなくて、不安の中にいる自分を見つめることで、感情に飲み込まれずに、冷静で
的確な判断ができようになるそうです。
この「一人実況中継」を大リーガーイチロー選手は実行し、そして、WBC優勝に繋がったそうです。
侍ジャパンのメンバーとして、日本中の期待を背負っていた彼は、勝敗を決める韓国戦の時に、
耐え難いほどの緊張感を感じたそうです。
そのとき、「一人実況中継」を自然と頭の中で始めていたそうです。
「イチロー選手、バッターボックスに入りました。さあ緊張の一瞬。ピッチャーの足が上がって
第一球、投げたー」
そうしたら、なんだかとても心が落ち着いてきたそうです。 そして、本来の力が発揮出来て
韓国戦を勝てたのです。
イチロー選手が、本来の力を発揮出来たのは、まるで憧れの選手がバッターボックスに立って
いるかのように客観視しながら、今の瞬間の状況をあるがままに観ることが出来たからですよね。
皆さんも、自分を客観視し、注意集中力を高める「一人実況中継」を実行してみましょう♪
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月別アーカイブ: 2011年2月
花粉症対策
昨年の記録的な猛暑の影響で、今年の花粉の量はかなり多いと言われています。
近畿地方は、昨年の10倍、関東地方では、7~8倍の花粉の飛散が予想されて
います。
上の写真のお猿さん、とっても気持ちがよさそうですね。
しかし、最近では、花粉症に悩んでいる猿たちも増えているそうですね。
花粉症は、日本人の国民病とも言われていますが、早めの対策、そして、日常生活の
改善により、かなりのアレルギー反応が軽減されるそうです。
花粉症のアレルギー反応は、身体の冷え、そして、体力と免疫力の低下による自律神経
の乱れに関係しています。
昨年の年末、そして年始の食べすぎ、飲みすぎは、身体を冷やし、血液を汚しています。
冷えにより、血流が停滞し、アレルギー反応が強くなります。
今からでも遅くないので、日々の生活を改善していきましょう。
●食生活の見直し
食事の欧米化によって、肉、卵、牛乳の摂り過ぎもアレルギー反応を高めています。
和食を中心に、冬が旬の食材、根菜類、ネギ、ピーマン、玉葱、にんじん、れんこん
生姜、ニンニクなどの温性食品を多く摂り入れましょう。
アーユルヴェーダで有名なトリカトゥ(三辛)の入った飲み物をご紹介します。
風邪の特効薬としても有名ですが、アレルギーを抑制したり、消化力を高め身体を温めて
くれます。ピッタの強い人は、1日2回までです。
◎お湯150ccの中に、トリカトゥ(三辛)生姜パウダー、長胡椒(ヒバーチ)、黒胡椒
を入れて飲みます♪ 入れる量は、すべて耳かき一杯分くらいです。
朝、晩に一杯づつ飲むと効果があるそうです。
○長胡椒(ヒバーチ)は、沖縄の食材店で手に入ります。
●普段から身体を鍛えておく
アレルギー性の病気は、自律神経の働きが悪いときに症状が悪化します。
日常生活でも、毎日、少しづつ身体を動かし、血流をよくし、筋力をつけながら
体力づくりをしていきます。
ディーバのレッスンの中にも取り入れていますが、アイソメトリック運動は、
無理なく筋力アップしながら、成長ホルモンを刺激し、脳と身体が若返り
ます。 日常生活の中で、ものを押したり引いたりするような感じで、上半身と
下半身の筋力をアップさせていきます。
その他、日頃、エレベーターを使っていた人は、階段を登って脚力を強化するのも
いいです。そして、ウォーキングもいいですね。
●鼻うがいをする
鼻うがいをインドでは、ジャラ・ネーティーと言います。
歴史は長く、継続的に行うことで、鼻の粘膜を丈夫にし、花粉やホコリなどのアレルギー
物質の反応を抑えます。
そして、日頃から、鼻呼吸を行うことが、埃やアレルギー物質から身体を守ることに
なります。
●ストレスを溜めない
日頃の生活で、過度の緊張がある方は、アレルギー反応が出たときの症状が強いそう
です。
日頃から、緊張している身体と心に気づくこと。そして、心に安らぎを与える時間を
意識して持つことが大切です。
心が落ち着くと自律神経が整いアレルギー反応も軽減します。
心を穏やかにするヨーガの呼吸法と瞑想は、とってもいいですよ♪
内側からの刺激で、身体と心を浄化しながら、花粉症対策をしていきましょうね♪
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