月別アーカイブ: 2009年3月

~ 笑いや感動が遺伝子をオンにする ~

笑うアシカ
地球上の全生物はDNA(デオキシリボ核酸)という共通の遺伝子暗号を
持っています。

この遺伝子暗号は、実は生体内で必要に応じて遺伝子のスイッチの ON/OFFが
自然に行われているのです。
笑ったり、喜んだり、感動したりすると良い思いのスイッチをONにします。
その反対に、悩みとか不安とかマイナスの発想は、好ましくない遺伝子を
ONに働かせる可能性があります。

「あなたの思いが遺伝子の働きを変える」と公言し、上記のような仮説を立て、
立証したのは、筑波大学名誉教授の村上和雄先生です。
2005年に東京で行われた「日本ヨーガ療法学会」の招待講演でこのお話を
初めて聞かせていただいたときは、衝撃的で感動したものです。
村上先生のお話しは、楽しく、ユーモアに溢れとっても楽しい講演会でした。

村上先生曰く・・・
「人間は、誰でも自分の中にものすごい力を発揮できる素晴らしい遺伝子を持って
 いるのです。それが、今はたとえ眠っていたとしても、その遺伝子のスイッチをONにする
 ことができれば、どんなことだってできる」

「笑う門には福来る」ということわざがありますが、21世紀になって、それが科学的に
証明されてきました。
心理的なストレスや心のあり方が、遺伝子の働きをコントロールしているということです。
日々の生活の中でも、イヤイヤ仕事をしていると好ましくない遺伝子がONに働いて
しまっていることも考えられます。
その反対に、仕事中、前向きに楽しい気分で仕事をする事で良い遺伝子がONになって
いきます。
自分自身で、良い遺伝子をONにする環境を意識して作っていくことが大切となりますね。

~ 日々の生活の中に、笑い・感動・感謝の心を大切にしていきましょう ~