生涯修行 臨終停年

雪景色2011
今年の冬は、各地で歴史的な大雪となっています。
大雪の影響を受けた方々は、連日の雪降ろしに大変な苦労をしています。
日本は、地震、台風、大雪、猛暑と自然との調和がとても厳しい気候ですよね。
しかし、この不都合なことだらけの天候によって、日本人の忍耐力や精神性が築かれているとも
言われています。 この気候に柔軟に対処するのも修行なのですね。

今月の日本ヨーガニケタンの聖句瞑想の題名は、「生涯修行 臨終停年」です。
これは、人の生涯は日々修行、自分を高める日々であり、臨終の時が来てはじめて、
日々の修行は終わるという智慧の教えです。
臨終停年が、定年ではなく、停年(一時停止)となっているのは、修行に終わりはない
からという理由だそうです。
会社員、そして会社経営者は、会社での成功が人生の目的となってしまっていることが
多いと言われています。
しかし、それは、あくまでも人生を生きていくための手段、生活の糧であって、人生の
目的ではないのです。
会社は、定年までの修行の場なのですよね。

人生の目的は、人生で起きる出来事を通して深みのある人間になっていくことです。
そして、物の本質、自己の本質を観てとれる人となることなのです。

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